ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

対戦の合間にお読み物はいかがですか?

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C…

 

C…

クリムゾン・ヴァイパー。あらゆる任務を完璧にこなす、S.I.N社の有能なエージェント。S.I.N社が最新技術を結集したバトルスーツを試すため、同社が主催する世界格闘大会で、名だたる格闘家に戦いを挑む。

しかしその結末に驚いたプレーヤーも多いだろう。彼女は大会を勝ち進み、なんと自らのボス、セスを倒してしまう。しかもセスを倒したことをどこかへ報告している。彼女は初めから、セスを消すことが目的だったようだ。S.I.N社のエージェントとして活動していたのは、仮の姿。それはセスに近づく手段だったのだ。
 
つまり彼女はどこかの組織からS.I.N社に送り込まれたスパイだったわけだが、ヴァイパーのエンディングを見てみるとセスも彼女がスパイだということ薄々気づいていたようだ。セスの指令に対し、あまりに完璧すぎる結果を出すヴァイパー。しかしそれが、かえって疑いを生んでしまう。彼女には、彼女を支援する大きな後ろ盾があるのではないか?
 
そうC01
セスはヴァイパーに言う。
「まるでお前の背後に模範解答を示してくれる大きな組織があるかのごとく…」


そうC02
続いてセスは気になる言葉を口にする。
「そう C……」

 
この後セスの言葉はヴァイパーによってさえぎられる。この時セスが口にした「C…」とはなんのか?セスはいったいなにを言おうとしたか?今回は、この謎の言葉から、ヴァイパーの正体に迫ってみよう。
 
 

S.I.Nとの関係とヴァイパーの謎の行動

みなさんはコンシューマ版ストリートファイターIVの初回特典DVD、スタジオ4℃が作成したオリジナルアニメーション『~新たなる絆~』をご存知だろうか。この作品には、彼女がセスの命により、リュウを追いその強さを調査する様子が描かれている。彼女は一見S.I.N社のエージェントとして忠実に動いているように見えるが、ちょっとしたシーンに「おやっ?」と思わせるところがある。

まずはヴァイパーがイライザに接触するシーン。独自研究の実験体として優秀な格闘家を探しているS.I.N社。現在狙いをつけているのはリュウ。放浪の格闘家リュウを探し出すことは困難なため、ヴァイパーはケンを通じて情報を得ようとする。偶然の出会いを装いイライザに接近、盗聴器を仕込んだ人形をプレゼント。ケンとイライザ夫婦の会話から、リュウの居場所を探ろうという作戦だ。さすがS.I.Nのエージェント、倫理問題もおかまいなし。

盗聴器02
偶然の出会いを装い近づくヴァイパー。
盗聴器付きの人形をプレゼントする。

盗聴器01
ケン宅の生活音はだだ漏れだ。
「ゆうべはおたのしみでしたね」

 
ここまで見ると、ヴァイパーはS.I.Nの命令に忠実に動いているように見える。しかし、おやっ…?ヴァイパーの様子をうかがう妖しい人影が。
 
内偵
スパイ活動をするヴァイパーをスパイする男。
 
男はS.I.N社の者だ。セス直命により、ヴァイパーを内偵していたのだ。一見、優秀な部下とその働きに期待するボスのように見えるが、組織は彼女を完全に信用していないようだ。
 
続いてリュウとの対決シーン。盗聴で得た情報から、ヴァイパーはリュウと接触。リュウの力を測るべく戦いを挑む。そしてリュウの真の力を、“怒り”によって引き出そうとする。戦いに割って入ったキャミィに瀕死のダメージを負わせ、リュウの怒りを誘う。さすがS.I.N社のエージェント、目的のためなら手段を選ばない。
 
ここまで見ると、ヴァイパーはS.I.Nの命令に忠実に動いているように見える。しかし、おやっ…?ヴァイパーはキャミィを痛めつけ「このままじゃこの子死ぬわよ?」と言っているが…。

キャミィ死んじゃう02
キャミィの胸に直接電撃を撃ち込む。
リュウの怒りを誘うためとはいえ非情な仕打ち。


命が危ういとされたキャミィは、その後病院で命を取りとめる。医師によれば、攻撃はすべて急所をはずれていたという。非情に見えて、実はヴァイパーはキャミィに手心を加えていたらしい。
 
キャミィ死んじゃう01
キャミィは無事だった!
なぜヴァイパーは手加減していたのか?


最後はイライザを助けに来たケンと対峙するシーン。リュウをおびき寄せるため、イライザを人質にするヴァイパー。さすがS.I.N社のエージェント、家族を引き裂く卑劣な手段。
 
人質解放
イライザ救出のため、ヴァイパーとの対決を決意するケン。

ここまで見ると、命令に忠実に動いているように見える。しかし、おやっ?救出に駆けつけたケンに、あっさりとイライザを解放。あらかじめS.I.N社の兵を退かせ、自身も身を引き、ふたりを引き合わせた。リュウとの交換を申し出るわけでもなく、イライザを盾に取る様子もない。どうやらS.I.N社の命令よりも優先するなにかがあるようだ。
 
このように、ヴァイパーはシャドルーに通じる悪の組織S.I.N社の一員でありながら、非情に徹しているともいえず、また組織内でも完全に信用されていない存在なのだ。いったい彼女は何者なのか。それは物語のラストでついに明かされる―!!

 

ヴァイパーの正体

黄色の携帯電話でS.I.N社との業務連絡を取るヴァイパー。ひととおり話が終わると、彼女はもうひとつの赤い携帯電話に持ち替えた。

2台持ち01
S.I.Nのエージェントのほか、もうひとつの顔がある?

2台持ち02
もう一台のケータイを取り出し、誰かと話し出すヴァイパー。

 
「やあクリムゾン・ヴァイパー。今度の件、ご苦労だったな。」
 
電話の相手は誰なのか?声は続く。
 
「この調子でS.I.Nの全容を、ぜひ暴き出してほしい。我々CIAを見くびったことを、奴らに後悔させてやらねばならんからな。」
 
…CIA(シー・アイ・エー)!!
なんとヴァイパーはCIAの潜入捜査官だったのだ!!!

 
ストIV公式サイトでも、ストVシャドルー格闘家研究所でも、この件については明かされていない。ストIVゲーム内でも前述のとおり「C…」とヒントが出るのみである。ストIV初回特典購入者だけに公開された秘密というわけだ。

CIAとは、アメリカ中央情報局(Central Intelligence Agency)の略称だ。アメリカ合衆国CIA長官が総括し、情報収集と分析・対外工作等を担う。ヴァイパーがS.I.N社に潜入、その全容を探っているということは、S.I.N社がアメリカにとって害をなす存在と認識されているということにほかならない。ヴァイパーは愛する国の平和と安全のために、自らその身を悪の組織内に置き、危険な捜査を続けているのだ!
 
 

気づかれていた“C”

さて、ヴァイパーの正体がわかったところで、『ストIV』ヴァイパーのエンディングのセスの言葉を思い出してみよう。ヴァイパーの属する本当の組織を「C…」と言いかけている。これはきっと「CIA」と言おうとしていたに違いない。やはりセスも、彼女の秘密に気づいていたのだ。  
 
そうC02
感づいたセスもさすがである。
 
しかし、セスはヴァイパーのなにを見てCIAと思ったのか?ヴァイパーの姿にCIAらしいところがあったというのだろうか。うーん…。ヴァイパーといえば、赤い髪…、色メガネ…

んっ?

“赤い髪”…!、“色メガネ”…!、
そして「Cで始まる」といえば…!!!

ああっ!


C-C-B(シーシービー)!!!
 
ひょっとしたらセスは「C-C-B」と言おうとしていたのかもしれない。CIAはバレてなかった!?
 
 
ccb
 
だ・れ・かっ!  ロマンティック!
止・め・てっ!  ロマンティック…!


こんなオチですみません。毎度お騒がせします
 
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プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



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