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ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

対戦の合間にお読み物はいかがですか?

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ブランカ語講座2

 
幼いころの飛行機事故でジャングルにひとり放り出されたブランカ。ジャングルという厳しい環境を生き抜いたため、肌が緑色となったり、発電能力が身についたりと、人間離れした体を手に入れた。人と交わらないため、久しく人語を忘れていたが、世界中のファイターと闘い、人間らしさを取り戻していく。そしてついに生き別れの母と再会。故郷へと戻っていくのであった。

ブランカの社会復帰
町の人々との交流。ご近所でも人気者だ。

ブランカの登場作品ごとのしゃべり方の変遷として、先にコラム「ブランカ語講座」をご覧いただきたい。この中で、ZERO3の言葉を忘れたブランカが、「ストリートファイトを通じて人間を取り戻していく」と述べたが、これにはれっきとした根拠があるのだ。たとえばリュウ戦でのブランカの勝利セリフを見ていただきたい。

ZERO3ブランカセリフ

一見ただ叫んでいるだけに思える。しかし声に出して読んでみると、なんとなく聞き覚えがあるような気がしないだろうか。

しんくうはどうけん

リュウの必殺技「真空波動拳」のボイスだ!!

そうなのだ。ブランカは対戦相手のボイスを声マネしているのだ。ストIIで流暢な言葉を取り戻すブランカだが、ストリートファイトが人の言葉に触れる機会になっていたのだ。

それでは、他のキャラクターからはどういうボイスを聞き取っていたのか、見ていこう。

【vs.ケン】
「ウォオ!ウォーウォーウォッゴォ!!」
(いくぜ、昇龍裂破!!)

【vs.春麗】
「ウオオン、ウオゥ、ウォッ!!」
(はあぁぁ、気功拳!!)

【vs.サガット】
「ウォイゴ!!ウォイゴ!!」
(タイガー!!タイガー!!)

【vs.アドン【
「ギャゴアッッ!!」
(ジャガー!!)

【vs..バーディー】
「ウゴ…ウゴ、ゴゥ!!」
(I'm No.1!)

【vs.ガイ】
「ウゴゴ!ウゴゥウォー!」
(これぞ、武神流!)

【vs.ソドム】
「ウォンゴォゴッ!!」
(天中殺!!)

【vs.ナッシュ】
「ウゴッゴゴ!ウゴッゴゴ!」
(ソニックブーム!ソニックブーム!)

【vs.ローズ】
「ウォーウ、ウゴゥ!ウォーウ、ウゴゥ!」
(ソウルソパーク!ソウルソパーク!)

【vs.ベガ】
「ウォ!ウオウオ!」
(ハッ!ぬるいわ!!)

【vs.豪鬼】
「ウッゴッ…」
(滅殺…)

【vs.ダン】
「ウッゴゴ!!ウゴゴォ!!」
(やったぜ!オヤジィ!)

【vs.ダルシム】
「ウォウオオオウォオ………ウォ…」
(ヨーガヨガヨガヨガヨガヨガ…)

【vs.ザンギエフ】
「ウォイウォウ、ワオウィッウ、ウワゥゥワァ!!」
(ファイナル、アトミック、バスター!!)

【vs.元】
「ウーアー、ウィックウォ…」
(You are a big fool.)

【vs.ロレント】
「ウォッウォ、ウオオ!」
(Mission Complete!)

【vs.さくら】
「ウーンォ、ウオウオ!」
(こ~んなトコだねっ)

【vs.ブランカ】
「ウオッ、ウオッ、ウオォッ!!」
(ウオッ、ウオッ、ウオォッ!!)

【vs.本田】
「ウォグウォ!」
(どすこい!)

【vs.バルログ】
「ゥオゥオ!ウゴロウゴウゴウォイウォ!」
(アディオス!ヨ~ロホロレイヒ~!)

【vs.キャミィ】
「ウォウ、ウワィウ!ウワィアウアオー!」
(スピンドライブスマッシャー!)

【vs.コーディー】
「ウワッウ!ウワッウ!」
(クラッシュ!クラッシュ!)

【vs.R.ミカ】
「ウォーウア、ウォーウィ!」
(どうスかコーチ?)

【vs.かりん】
「ウォーウォウォウォウォウォ!!」
(お~ほっほっほっほっほっ)

ここまでがアーケード版『ストZERO3』のキャラクターへの勝利セリフと、ブランカの声マネである。これらはスタジオベントスタッフの書籍『ALL ABOUT ストリートファイター』でも公開されている。ミカやバルログの元になったセリフは、なんと“収録されているが、ゲーム本編では使用されなかった没セリフ”である。わかりづらい!!

このあとZERO3シリーズは『ZERO3アッパー』でバイソンやガイルらを追加、『ZERO3ダブルアッパー』でイーグルやイングリッドを追加している。もちろんブランカの勝利セリフも増えているわけだが、声マネのもとになったボイスが公開されていないので、以下は当ブログの独自調査となる。

ダブルアッパー増員
多くのキャラクターが追加された『ダブルアッパー』。

【vs.バイソン】
「オアーーー!! オアーーー!! オァイアァァァウ!!」
(オアーーー!! オアーーー!! ファイナル!!)※ターンパンチ

【vs.ユーリ】
「ウアアーウ、ウァウア!!」
(調査中)

【vs.ユーニ】
「ウアアーウ、ウェーア!!」
(調査中)

【vs.フェイロン】
「ウァイ、ウァイ、ウァイィーーッ!」
(ハイ、ハイ、ハイー!)※烈火拳

【vs.ディージェイ】
「ウァウァウァウァウァアーーッ!!」
(ウラウラウラウラァー!!)※マシンガンアッパー

【vs.T.ホーク】
「ウァウゥワィウーーーーンン!!」
(調査中)

【vs.ガイル】
「ウッヴォオオォォォーーーッッ!!」
(調査中)

【vs.殺意リュウ】
「ウ、ウ、ウ、ウ、ウ、ウ…………」
(…………)※勝利・登場時(無言)

【vs.イーグル】
「キョーガウグォ、グォーウオン!」
(The Show Must Go On)※勝利ボイス

【vs.マキ】
「ウゴッギャァアア!」
(コンニャロー!)※拳コ

VS.ユン
「ウォギューガグェ!」
(余裕だぜっ!)※勝利ボイス

VS.イングリッド
「ウァッグゥ、ウァッグゥ!!」
(ハッスル、ハッスル!!)※登場ボイス


ユーリとユーニは今のところ元のセリフが思い当たらない。登場、勝利、必殺技にしても元々ボイスが少ないのに、それらしいものが見当たらないのだ。お気づきのことがあれば、ぜひ情報提供いただきたい。ともに「ウアアーウ」から始まっているところがヒントになりそうだが…。

また、対ガイルと対ホークの声マネもよくわからない。ブランカは彼らのなんというボイスを真似たのだろう。

ソニックブーム?
対ホーク戦後。
「ウァウゥワィウーーーーンン!!」


あれ?これ「ソニックブーム」と似てない?

「ソニックブーム!!」
「ウァウゥワィウーーーーンン!!」

「ウァ(ソ)ウゥ(ニッ)ワィ(ク)ウーーーーンン(ブーム)!!」

対ホーク戦のセリフなのに、なぜかガイルのボイスにそっくりだ。そう考えると、対ガイル戦の「ウッヴォオオォォォーーーッッ!!」も、メキシカンタイフーンの掛け声に聞こえてくる。…まさか、入れ替わってる!?

勝利セリフの誤表示なんて、そんなバカな!と思われるかもしれないが、ZERO3シリーズは前科があるのである。PSP版のユーニの対ユン、対マキのセリフは誤ってユーリのものが表示されるため、本来なんと言うはずだったか、現在でも不明である。またAC版のガイルの対フェイロン、対ディージェィのセリフは入れ替わっており、PS版およびPSP版で修正されている。(PS2の『ファイターズジェネレーション』収録分はそのまま)

ユーリからユンへの勝利セリフ
ユーリからユンへのセリフ。
「攻撃起点:双方停止」


ユーニからユンへの勝利セリフ
ユーニからユンへのセリフ。
「攻撃起点:双方停止」…あれっ?同じだ。


ガイルからファイロンへ
ガイルからフェイロンへのセリフ。
彼に音楽を語ってどうする?


ガイルからディージェイへ
ガイルからディージェイへのセリフ。
たしかに彼はスターだけど…???


このようにZERO3にはプログラムミスだと思われる勝利セリフの誤表示がある。ブランカのホークとガイルへの声マネが入れ替わっている可能性も十分ありえる。『ZERO3ダブルアッパー』は公式ウェブサイトも早々に閉鎖し、紙媒体での露出も少なく、公式ガイドブックの類も発売されていない。今回解明できなかった元ボイスについて、今後カプコンが情報開示をしてくれることに、わずかな…わずかな望みを託すのみである。

ブランカの声マネの元ネタ、みなさまからの推察・情報もお待ちしています!


実はこの件について、カプコンのメールサポートには問い合わせ済みである。「ブランカの勝利セリフの対ガイルと対ホークは入れ替わっていませんか?」と。しかしサポートセンターからの回答は「セリフの誤表示といった不具合は確認されていません」と一蹴であった。実際、ユーニやガイルのセリフでミスがあり、それを説明しているにも関わらずである。しかも返信の速さや文面から察するに、実機で確認すら取っていないだろう。親身に話を聞いてくれるといった姿勢はまったく感じられなかった。
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プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



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