FC2ブログ

ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

対戦の合間にお読み物はいかがですか?

RSS     Archives
 

スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

ブランカ語講座

 
幼いころの飛行機事故でジャングルにひとり放り出されたブランカ。ジャングルという厳しい環境を生き抜いたため、肌が緑色となったり、発電能力が身についたりと、人間離れした体を手に入れた。闘いの最中は叫び声を高らかに上げ、画面狭しと暴れまわる。

ブランカ語講座
緑の獣人ブランカ。

みなさんは彼のしゃべり方が作品ごとに違うことにお気づきだろうか。今回のコラムではそんな彼のおしゃべりに注目してみたい。


【ストリートファイターII】

◆主なセリフ
ストIIブランカセリフ

「弱肉強食の世界で生き抜いた俺にお前が勝てるはずがない!」
「肉を切らせて骨をたつ。これがジャングルのおきてだ!」
「トラでさえオレの前ではネコになる、さしずめお前はネズミといったところか!」


◆特徴
普段は雄たけびのみだが、勝利後やエンディングでは流暢にしゃべる。一人称は“オレ”、二人称は“お前”。意外にも皮肉や揶揄すら使いこなし、四文字熟語や慣用句もお手のものだ。「さしずめ」なんて、みんな普段使う?


【ストリートファイターZERO3】

◆主なセリフ
ZERO3ブランカセリフ

「ウ?オウ、オウ!」
「ウォ!ウオウオ!」
「グルルルルルル………」


◆特徴
一切人語を話さない。叫び声うなり声だ。

なんですの?野獣?
人語をしゃべらないため、かりんには人としてみてもらえなかった。


【カプコンvs.SNK】

◆主なセリフ
カプエスブランカセリフ

「じょーりのおだげび!ヴォッヴォッヴォッ!!」
「おまえはまげいぬ! ざっざとざれ!」
「ぎにいらねえフェロモンだ!ぢがづぐな!」
(対バイス戦)

◆特徴
「勝利」などの比較的易しい単語も漢字表記がない。やたら濁点が多く、「おたけび」も「おだげび」と濁点だらけ。ストIIで言えた「弱肉強食」も言えなくなっている。でも「フェロモン」という単語は知っている。


【ストリートファイターIV】

◆主なセリフ
ストIVブランカセリフ

「ワニもウマいけどオレはピラルクのほうがスキだ!」
「オレはオマエよりつよい!だからオマエよりエラい!」
「オレのママだ!オレのだからな!」


◆特徴
すべてカタカナとひらがなで構成されている。しゃべりは自然だが、難しい言い回しはない。直情的で頭の良さそうな表現はなくなっている。母親のことは「ママ」と呼ぶ。


【ストリートファイターV】

◆主なセリフ
ストVブランカセリフ

「オレのほうが強い!うおうおうお!」
「狩りのジカンだ!」
(ダイナミックローリング時)
「う゛う゛……、ぐやじい がわ゛い゛い゛の゛に゛ーっ!」(キャラクターストーリー)

他の作品では戦闘中のボイスが叫び声ばかりだったが、闘いの最中でもしゃべれるようになった。ふだんのしゃべりは自然で、一部漢字も使われている。しかし興奮すると、本来濁点のつかない文字にまで濁点をつけてしまうようだ。


このように、ブランカのしゃべり方は作品ごとにけっこう違う。これは設定ミスではなく、彼がジャングル育ちで言葉を失ってから、ストリートファイトを通じて人間を取り戻していく過程なのだ。時系列ごとに見てみよう。

【ストZERO3】
言葉を忘れてしゃべれない。

【カプエス】
ひらがなのみ、濁点まじりでしゃべれるようになる。

【ストII】
完全に言葉を取り戻し、流暢にしゃべる。四字熟語も使う。

【ストIV】
漢字を忘れる。直情的な言い回しが多くなる。

【ストV】
漢字を思い出す。しゃべり方はストIIに近いが、興奮すると濁点が混じる。

カプエスはお祭りゲームなので時代設定はされていないが、たどたどしいしゃべり方から察すると、ZERO3とストIIの中間であろう。こうしてしゃべり方の変化を並べてみると、ブランカがジャングルの暮らしから社会復帰し、人語を取り戻していく様子がうかがえる。よかったね、ブランカ。

ブランカの社会復帰
再会した母親と故郷へ帰ったブランカ。


ただ問題はストIIからストIVの変化である。ここだけしゃべり方が退化しているのだ。言い回しが単調になり、漢字表記がない。これはいったいどういうことなのか。時系列に矛盾が生じないだろうか。

しかしストIIからストIVの間になにがあったかを考えると答えが見つかりそうだ。ストIIからストIV間の大きな変化…。それはズバリ、母親との再会である。

おかあさん
大きな転機となった母との再会。

ジャングルという厳しい環境の中、ひとりで生きてきたブランカ。長い年月を経て再会した母に連れられ、故郷へ帰っていったのだ。数年間の空白を埋めるように、ブランカは母親の愛情を一身に受けたことだろう。ブランカはその圧倒的な母性に身を任せ、こども返りしたのである。それは母への呼称がストIIの「お母さん」からストIVでの「ママ」に変わっていたことからも察せよう。漢字や難しい言い回しを使わなくなったのは、一時的な幼児退行に違いない。

つまりブランカは…
バブみを感じてオギャってた

そんな彼もストVでおよそ30歳。はやく一人前の男になってお母さんを喜ばせてあげようね。

注)本来「バブみ」は年下の女性から感じる母性に使う。
スポンサーサイト
プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



アクセスカウンター

Twitter


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。