ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

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ウワサの真相5 本田のマゲにはフライドチキンの骨が入ってる!?

 
1987年の登場から長きに渡り愛されている『ストリートファイター』シリーズ。その歴史ゆえ、誤った認識で広まったものや、真偽が怪しいエピソードもある。今回のコラムでも、それらファンの間で語られるウワサについて検証したい。

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本田のマゲにはフライドチキンの骨が入ってる!?

自ら闘う姿でスモウのすばらしさを世界に発信し続けるエドモンド・本田。宙を舞う百貫落としや目にも止まらぬ百裂張り手は、まさしく規格外のスモウレスリングだ。そんな彼を代表する必殺技が“スーパー頭突き”である。謎の推進力で本田の巨体が水平にカッ飛んでいくあれだ。あの頭突き、「マゲの中にフライドチキンの骨を仕込んで威力アップを図っている」という話を聞いたことがないだろうか。

頭突き
強さの秘密はフライドキチンの骨!?

この設定は、あちこちの本田の紹介ページに書かれており、ウィキペディアにも掲載(2017年6月11日現在)されている。この設定、みなさんはどう思われるだろうか。本田は本当に威力アップのためにそんな小細工をしているのだろうか。

この話の出どころは、ゲーメスト平成3年10月増刊号である。本田の紹介記事で以下のような記述がある。
「とくにスーパー頭突きはまげにフライドチキンの骨を隠してパワーアップしているらしい」

ゲーメスト骨記事
これが話の出どころだ。

たしかに書いてある、「フライドチキンを隠している」と。しかしそれは断定しているものではなく、「~らしい」と締めくくっているのだ。現在ネット上で本田を紹介している記事はフライドキチンの件に関し、そうだと決め付けているものばかりのようだが、元記事は決してそうではなかったのだ。まずこの時点であやしい話となってくる。

さらにこの書籍のキャラクター紹介記事をよく読むと、かなり冗談を交えて書かれていることがわかる。他のページを見てみよう。

・リュウは竜巻旋風脚で目をまわしている。
・ザンギエフはプロレスの後遺症で突然一般人にスクリューをかける。
・春麗は父のことを忘れ相手を叩きのめすことに快感を覚えている。
・バルログは金網を移動しているときにギャラリーに笑われている。
・ガイルは春麗のふとももに一目ぼれした。


などなど「ホントかよ」と突っ込みたくなる話がそこかしこに書かれている。これらは公式設定というより、ゲーメストライターのジョークと取るのが自然である。仮に本田のフライドチキン設定を公式とすると上記の話もすべて公式になってしまう。

ふとももラブ
あのムチムチ感…たまらん!

このように非常にあやしい設定である本田の骨エピソードであるが、噂の出どころはもうひとつある。ブランカがエレクトリックサンダーで電撃攻撃をした際にやられた相手の骨が透けて見えるのはご存知のとおりだが、本田の電撃やられには、まげの中にしっかり骨が描かれているのである!割と有名な話だが見たことのない方のために証拠画像をご覧いただこう。

【ストIVの電撃やられ】
骨01
横向きの電撃やられ。

ストIV公式ブログのスタッフコメントでも「本田のマゲの中にある骨とかも見所です」と書かれている。(フライドチキンの、とは書かれていない。)

【ストZERO3の電撃やられ】
骨05
両手を広げた電撃やられ。
やはり骨が見える。


【ストII電撃やられ】
骨02
頭頂部に見える骨。
単なる冗談ではないようだ。


【ストIIターボHD/ウルII電撃やられ】
骨04
うーん、のげぞりすぎてよく見えない。

UDONの描き起こした新グラフィックではよくわからないが、他の作品ではしっかり骨が描かれている。ゲーメストの冗談を差し引いてもそこに骨があるのは事実である。これはいったいどういうことなのか。そんな疑問が湧き上がってきたとき、KIMOKIMO氏から驚きの新情報をいただいた!こちらをお読みいただきたい。


KIMOKIMO氏は私の大好きなベガ親衛隊をデザインされた方!

なんとストII本田の生みの親、当時のドッターさん(春麗の声も担当された方)にこの件を尋ねてくださったのである!!「本田のマゲに見える骨は生えてきたもの。空手家の拳ダコのようなもの。」だそうだ!
まさかストII稼動から26年、ここに来て生みの親から真相が明かされることになろうとは!!KIMOKIMO氏、本田スタッフ両氏に感謝しかない!

あらためてストII本田のドット絵を見てみよう。あの骨はゲーメストの「フライドキチンの骨を埋め込んだ」より、「頭蓋骨から隆起した」と言う言葉がしっくりくることがわかるだろう。そう、あれは初めは頭蓋骨とつながっていたのである。

骨03
よそから持ってきた骨ではない!
幾度となく繰り返された頭突きの賜物なのだ。


結論:フライドキチンの骨ではない。頭蓋骨から生えてきた、頭突きダコのようなもの。

この「本田の頭に骨が出っ張っている」という発想は、おそらく1990年の舞の海の新弟子検査のエピソードからであろう。当時、相撲の新弟子検査の合格基準は身長173cmであった。それに満たなかった舞の海は、頭頂部にシリコンを注入し、検査をクリアしたのである!

舞の海の新弟子検査
力士になるための恐ろしい執念!
足りない身長をシリコンで補った。


この舞の海の仰天エピソードは当時大きな話題となった。それは前述のとおり1990年、ストII稼動の前年なのである。ストII作成真っ只中のドッターさんが、本田の頭頂部になにか埋め込みたくなったのもうなずける(?)。

しかしまげの骨が舞の海のシリコンからという経緯を知らない続編スタッフは、完全にまげの形に骨を描いてしまった。スタッフも真実を知り、今後はちゃんと本田に頭突きダコを描いてくれることだろう。
 
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プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



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