ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

対戦の合間にお読み物はいかがですか?

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洗脳されすぎな件

 
アメリカ有数の財閥マスターズ家の御曹司にして一流の格闘家ケン。リュウは修行時代をともに過ごしたよき好敵手だ。リュウが内に眠る“殺意の波動”と闘い、「真の格闘家とはなにか」を自問し続けているのに対し、恋人と結ばれ、事業を継ぎ、かわいい子供に恵まれる、といったケンの人生はリア充の極み、順風満帆のように見える。しかし彼にもブラックな一面があったのだ。悪の力に操られる“洗脳されたケン”という、消し去りたい過去が…!

今回はケンが洗脳され続けてきた歴史を見てみよう。



【『ストII -RYU』版 洗脳されたケン】

記念すべき初の洗脳されたケン。ファミリーコンピュータMagazineに連載されていた神崎将臣氏によるコミックである。シャドルーが支配する人工島で開催される格闘大会に出場するリュウを事前に消すため、ベガがサイコパワーでケンを洗脳し襲わせた。しかしその方法は「穴に落として生きたままセメント流し込む」という残忍なものだった。うーん、バイオレント!

神崎洗脳ケン02
すべてはここから始まった。
神崎将臣氏による洗脳ケン。

神崎洗脳ケン01
ミキサー車でセメント生き埋め!!?
大型免許持ってたの??


【アニメ映画『ストII MOVIE』版 洗脳されたケン】

1994年、劇場公開された、映画『ストリートファイターII MOVIE』の洗脳されたケン。格闘家を洗脳しテロリストを作り上げていたシャドルー。優れた素体としてリュウを追っていたが、その最中に同門のケンを捕らえ、精神を支配した。映画のラストでリュウと闘い、大勢に「ケン=洗脳されるキャラ」という図式を刷り込んだ。

映画版洗脳ケン01
リュウに躊躇なく襲い掛かるケン。
さすがにセメント攻撃はしない。

映画版洗脳ケン02
リュウとの闘いを通じて我に返る。
この展開も今後のお約束となる。


【てんとう虫コミックス『ストII』版 洗脳されたケン】

坂井孝行氏のコミックス版、洗脳されたケン。表紙には「映画原作」とあるが、内容はずいぶんと違う。映画の洗脳されたケンがよほど印象的だったのか、作中二度も洗脳ケンが登場。しかし一度目は洗脳されたガイルに無理やりケンの変装をさせたものだ。そこまでして洗脳されたケンを出さねばならいのか。

映画原作洗脳ケン02
洗脳にはサイコイレイサーマシンを使用する。

映画原作洗脳ケン03
洗脳ケンのできあがり。

映画原作洗脳ケン01
しかし使用する技がちょっとおかしい。
(中身はガイルなのである)


【『ストZERO3』版 洗脳されたケン】

『ストリートファイターZERO3』CPU戦で、リュウの9人目に登場する洗脳されたケン。リュウの持つ力に自分の実力との隔たりを感じていたケンの心には、リュウに置いていかれるのではという恐れがあった。そこをベガにつけ込まれ、サイコパワーによる支配を許してしまう。ストZEROシリーズはアニメ映画のベガ対リュウ・ケンの戦いをドラマチックバトルとして逆輸入しているが、ベガ戦前に洗脳されたケンが立ちふさがる展開も同様に映画が元ネタであろう。

ZERO3洗脳ケン
と言っても設定上の話。
実際には通常ケンと性能差はない。


【『SNKvs.CAPCOM』版 洗脳されたケン】

SNKによるコラボ作品『SNKvs.CAPCOM』に登場する洗脳されたケン。初のプレーヤーキャラクターとしての洗脳ケンである。ストーリーもエンディングも通常のケンとは差別化され、必殺技も九頭龍裂破や羅刹脚、神武滅殺といった専用のものが用意された。しかしなにがスゴイって、ストーリーでも必殺技でもなく、その爆発ヘアーであった。

SVC01.jpg
意外にも初のプレーヤーキャラ化は他社作品であった。

爆発ケン
博士コントの爆発オチかよ!


【『プロジェクトクロスゾーン2』版 洗脳されたケン】

バンダイナムコのシミュレーションゲーム『PXZ2』に敵キャラクターとして登場する洗脳されたケン。28話でベガのサイコパワーに気をつけるよう、まわりに注意喚起するも、29話でさっそく自らがベガのサイコパワー下に落ちる。リュウとの交戦を経て自我を取り戻す。

あんたが気をつけろ1
ベガとの戦いが近い。
気をつけなければいけないのはサイコパワー。

あんたが気をつけろ2
なんかウーウー言い出すケン。
お前かよ!!洗脳されるの!!!



そしてストリートファイター30周年を迎え…


【『ウルトラストII』版 洗脳されたケン】

2017年、30周年記念作品『ウルトラストII』にて、ついに本家ストシリーズに参戦することになった、洗脳されたケン。これまでさまざまなメディアで洗脳され続けたケンが、この記念すべき作品でついにカプコン格ゲーに登場するのだ!

ウルII洗脳ケン
まさかの洗脳ケン参戦!!
殺意リュウと並んでなんと暗い追加キャラか!!


…いや喜んでいいのか悪いのか、もはやケンといえば“洗脳される”というというのがネタ化され、公式もそれにノッた感じだ。何度も洗脳されているため、『ナムコ×カプコン』でケンの偽者(ドッペル)が現れた際は、春麗から「まさか、また洗脳!?」と言われるほどになった。

まさか
いつのまにか洗脳キャラが板についたケン。
春麗にも「まさか…また?」と言われる始末。

ウルII洗脳ケン2
「いえーい♪」


いや、ココ喜ぶとこじゃねえから!!
 
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1988年~ メアリー誘拐事件

 
1988年~
メアリー誘拐事件


アイルランドから香港へ旅行に来ていた少女メアリー。しかし彼女の休暇は最悪なものになってしまった。事件に巻き込まれ、悪党に誘拐されてしまったのだ。春麗は偶然事件現場に居合わせた世界的ロードレーサー、レイコの力を借り、事件解決へ乗り出したのだ。

まかせチャイナ01
「春麗にまかせチャイナ」!
「ロシアの殺し屋恐ロシア」並のダジャレが炸裂!

レイコ&メアリー
レーサーのレイコ(左)と事件に巻き込まれたメアリー(右)。
事件をきっかけに春麗と仲良くなった。




検証:『メアリー誘拐事件』は1988年~!?

誘拐される少女と、その身を案じ香港を駆ける春麗とレイコ…。この物語は、いわゆる『春麗にまかせチャイナ』である。このタイトル、格闘ゲームではなく春麗を主人公としたスロット機だ。ではこのエピソード、いったいいつの話なのだろう。

目押し
そうそう“いつも以上に目押しが重要”で…。
って、コラ!誰がうまいこと言えと?


春麗のコスチュームを見てみよう。ストZEROシリーズのものがベースとなっている。時代はストZEROシリーズに近いと考えられるだろう。(ゲーム中の演出によっては、ストII以降のチャイナ服も見られる。)
またキャミィがデルタレッドの制服で登場するため、彼女が入隊した1988年以降ということになる。これ以上詳しい年代を判断するのは困難であるが、1988年からストII(1991年)までの数年間の出来事であると言えるだろう。

まかせチャイナ03
春麗の基本コスチュームはストZERO準拠。
ぴっちり張り付き、ボディラインわかりすぎぃぃ!


しかし!
この作品のもっとも謎なところはその時代背景ではない。誘拐事件そのものなのだ。シャドルー格闘家研究所のメアリーの紹介文を見てみよう。

“過去、旅先の香港で誘拐事件に巻き込まれ春麗に助け出された過去を持つ”とある。

ここだけ見ると誘拐されたのはメアリーということになっている。しかしパチスロ『春麗にまかせチャイナ』実機の演出を確認していただきたい。「バルログを探し出せ!」「さくらと合流せよ!!」など8つあるミッションのひとつが「少女を救い出せ」である。このミッションを達成すると少女を誘拐犯から取り戻すことができるのだが…。

聞き込み
夜の香港。
春麗はひとりの男にたどり着く。

誘拐犯
身分を告げるとたじろぐ男。

誘拐された少女
ビンゴ!少女を発見!
誘拐犯はこの男だ!!.

救出成功
やったあ!
無事少女を救出したぞ。


あれ?
誘拐されていた少女、シャド研のメアリーとは似ても似つかない。誘拐されたときから数年が経っているらしいので、成長した姿なのだろうか?いやいや、その後3人で公園を歩く姿も確認できるため、少女とメアリーは別人のようだ。これはいったいどういうことなのか。

まかせチャイナ05
事件解決、少女に平和な日常が戻った。
公園で春麗と待ち合わせ…あれ?

まかせチャイナ04
さらわれた少女とメアリーが並んでいる。
誘拐事件の被害者はどっちなんだ???


実は『春麗にまかせチャイナ』でのストーリーは、ストシリーズ本編とは別もの(※)らしい。しかしストシリーズのキャラ図鑑にレイコとメアリーを登場させるにあたり、『まかせチャイナ』を製作したエンターライズ協力のもと、彼女たちのバックストーリーを再構成したという。その際、事件が起こったことに変わりはないが、誘拐されたのが幼い少女からメアリーに変更されたのだ。
※…キャミィがアニメ映画版のようにシャドルーに洗脳されているなど、ストシリーズ本編と差異が見られる。

それにしても、ストーリーの再構成にあたり、レイコではなくメアリーがさらわれることになったのはなぜだろう。

あ…!

ぼー

これか。

 
 

豪鬼

 
豪鬼

名前:豪鬼
誕生日:不明(スパIIX時48歳くらいとされる)
代表国:日本
身長:178cm
体重:80kg(ストII、ZERO、IVシリーズ) 90kg(ストV)
血液型:不明
3サイズ:B118/W84/H86
格闘スタイル:殺意の波動
好きなもの:不明
嫌いなもの:不明
特技:不明

ストーリー


リュウとケンの師・剛拳の実弟であり、剛拳とともに殺人拳を伝承する轟鉄に師事していた男。轟鉄の殺人拳の源となるものは“殺意の波動”という力。剛拳がそれを格闘技として昇華したのに対し、豪鬼は強さのみを求め、師を殺害することで殺意の波動を完全に身につけた。自らを「拳を極めし者」と名乗る。

豪鬼_背中

リュウとケンと同門であり、まだリュウが幼い頃は一緒に轟鉄のもとで修行をしていた。しかし轟鉄を瞬獄殺で殺めたのち、その場から姿を消す。のちに実兄・剛拳をも倒し、リュウからは「剛拳師匠の敵(かたき)」と恨まれている。同じく暗殺拳を極めている暗殺家の元とは「死合うにふさわしい」とお互いを認めている。(ストZEROシリーズ)

死合うにふさわしい相手を求め彷徨い、シャドルーが開催した世界格闘選手権の決勝の舞台に突如乱入する。(スパIIXI)

とある洞穴内で感じた殺意の波動。リュウが殺意の波動に目覚めようとしているのか。豪鬼はリュウの内に眠る力を解放するため、リュウを探しに旅立つ。(ストIVシリーズ)

長きに渡った暗殺家・元との闘いに決着をつけた豪鬼。その豪鬼のもとに、強き魂を食らわんとするネカリが襲いかかる。一度はネカリの腹に飲み込まれたものの中からそれをうち破り、豪鬼はリュウのもとに向かう。(ストV)

いただきます
まるのみっ!
「ごちそうさ…

ごちそうさま
…ま゙ッッ!!!」


オーストラリアのエアーズロックや難破船の沈む深海など、世界各地で人間離れした修行をする姿が目撃される。殺意の波動を拒絶し「殺意の波動を超えてみせる」というリュウと真の決着をつけるべく姿を現す。(ストIIIシリーズ)

豪鬼の生い立ち

特に海外で人気の高い豪鬼であるが、その魅力は仏像のような造詣のエキゾチックさと、素性の知れないミステリアスさであると推察されている。初登場時は本当に何者であるか知れず「リュウのオヤジでは?」などと話題になった。のちにリュウとケンの師匠の弟であると明かされたが、詳しい生い立ちは不明のままであった。
しかし2013年、UDON社によるアメコミで、豪鬼のそのミステリアスな部分が明け透けになってしまった。あくまでもアメコミ設定なので公式とは言えないが、とても興味深い内容であるので見てみることにしよう。

豪鬼家族
日本のとある山の中。
兄と父・牛鬼、母とともに慎ましやかに暮らしていた。

山賊
そこへ山賊が現れる。
家族の幸せは一夜で潰える。

放火
父は家族を逃がし盾となるも、殺されてしまう。
豪鬼の生家は火を放たれた。

轟鉄に拾われる
逃走の末、山へ迷い込み怪我した豪鬼。
彼を救ったのは、暗殺拳の伝承者・轟鉄。

青年豪鬼
轟鉄のもとで修行を積んだ豪鬼。
青年になった豪鬼は大きな力を身につけた。

山賊仕返し
長い時を経て、山賊を見つけ出す。
山賊を惨殺し、あの日の恨みを晴らす。

師弟対決
道場に戻った豪鬼は、師に牙を剥く。
殺意の波動を極めんがため、だ。

師殺し
激闘を制したのは豪鬼だった。
その後、豪鬼はいずこかへ消えた。


“鬼”のような圧倒的な強さを追求する豪鬼の根源は、幼いときの凄惨な事件が根幹となっているのかもしれない。上では紹介していないが、青年となった豪鬼はいったん轟鉄のもとを離れ世界の闇格闘界に身を置き、その間に入れ違いで剛拳が轟鉄に入門している。ストIVで描写される師弟の関係(ふたりが轟鉄に師事するタイミング等)とは多少差異があるため、完全に公式というわけではない。

それにしても豪鬼の生家、金目のものがあったのだろうか。

受け継がれる必殺技

豪鬼の必殺技でおもしろいのは、前作での演出で使用したものが、続編で実際に使用可能になる場合があることだ。有名なものでは『スーパーストリートファイターIIX』でベガを倒した技が挙げられるだろう。挑戦者と向かい合うベガにスーッと近寄る影。画面が暗転し瞬く間に撃ち込まれる無数の打撃。そう、瞬獄殺である。初登場時点ではあくまでも登場演出だったのだが、これが『ストリートファイターZERO』で使用できるようになったのだ。

【瞬獄殺】
瞬獄殺01
『スパIIX』ベガが一瞬で倒された衝撃。

瞬獄殺02
それが『ストZERO』で自由に使用できるようになった!


以下、このような必殺技追加が慣例となる。

【金剛國裂斬】
金剛國裂斬01
『ストIII2nd』のエンディングにて。
撃ち込まれた拳はエアーズロックを真っ二つにした。

金剛國裂斬02
『ストIII3rd』で実装された。
地下鉄の床はびくともしない。


【天衝海轢刃】
天衝海轢刃01
『ストIII3rd』のエンディングにて。
深海の沈没船を蹴り上げ粉々にした。

天衝海轢刃02
『スパIV』で実装された。
関節どうなってるのか、下半身だけ回る。


【赤鴉空裂破】
赤鴉空裂破01
『スパIV』のエンディングにて。
周囲の大木をなぎ倒した。

赤鴉空裂破02
『ストV』で実装された。
すすきが揺れる。


なんか実装されるたび弱くなってないかって?
…シーーッ!!!

黒い胴着の秘密

豪鬼といえば、大きな数珠、赤い髪、そして黒い胴着である。殺意の波動を「人ならざる力」と否定するリュウが白い胴着なのと対をなすがのごとく、殺意の波動をまとう豪鬼の胴着は真っ黒なのである。波動の力と殺意の波動は表裏一体、リュウと豪鬼の関係、殺意の波動が持つ“闇”をよく表わしたものといえよう。しかしこの豪鬼の胴着、みな黒と思い込んでいたのだが、近年になって衝撃の事実があきらかになった。村田雄介氏がイラストを手がけたことで大きな話題となった小説、PHP『ストリートファイター ザ・ノベル -俺より強いやつは何処にいる-』を見ていただきたい。

PHP小説
村田氏の表紙もすばらしい。

リュウと豪鬼の激突が書かれた13ページを開いていただこう。

“豪鬼のそれ(胴着)は深い黒色。(略)染められたものでないのは一目瞭然(略)。赤黒い斑(まだら)といった方が正しい。もともと白かった胴着が闇に染まったのだろう。”

白豪鬼
もともと胴着は白かった。

うそっ!もともと白かったって!?この黒は汚れだったのか!!それどころかこの胴着、臭いもする(血生臭い)とも書かれている。きっと洗濯していないのだろう。

仁王像
仁王像のようなコスも持っているが…

なんか臭うぞう!!
 
 

いぶき、驚異の胸囲

 
恋多きくのいち、いぶき。すてきな男性との出会いを願い、今日も過酷な任務をこなす。
いぶきは『ストリートファイターIII』で初登場したキャラクターだ。その後続編のストIVシリーズでも『スパIV』からの参戦となるのだが、このとき、一部でいぶきの“あるもの”が話題となったのをご存知だろうか。

…それはいぶきの“胸”である。

いぶき胸03
いやでも目の行く大きな胸。

でかい!
もう忍び装束がはちきれんばかりでる。それもそのはず、公式サイトのデータで、バストは95センチであることが判明した。この数値は春麗の88を大きく上回り、ローズの96にわずか1センチと迫るものだ。まさに驚異の胸囲である。

不服な春麗さん
「私より大きいですって…?」
あからさまに不機嫌な春麗さん。


しかしいぶきの胸は『ストIII』のとき、こんなに大きかっただろうか?実は『ストIII』のキャラクターは、基本的に『ストII』や『ストZERO』にあった、誕生日や3サイズなどのプロフィールが公開されていない。そのため具体的な数値を比較することはできないのだが、当時のイラストを見てもそこまで胸は強調されていない。実際にご覧いただこう。

いぶき胸02
キャラセレクト絵。

いぶき胸04
販促全身絵より。

いぶき胸01
こちらはストIII3rd。


このように『ストIII』のいぶきの胸はそんなに大きくなかったのだ。その裏づけとして、新声社ゲーメストムック『ストIIIファンブック』をご覧いただこう。「カプコンオフィシャル回答!強いヤツらの秘密を知ろう」というコーナーで、読者から届いた質問をメインに開発スタッフがキャラクターの秘密を公開している。ユン・ヤンの生い立ちやショーンの家族構成、ネクロがギルの組織と接触した詳細など、他では知りえないお宝情報が満載だ。それによると、いぶきは身長157センチ、3サイズは82/57/82となっている。そう、ストIII当時、いぶきの胸は82センチだったのだ。

これを聞いて「へえ、82から95になったの?大きくなったじゃん。」とお思いかもしれないが、問題は『ストIII』と『ストIV』の劇中の時代設定である。当ブログ内の『ストリートファイター年表』をご確認いただきたい。『ストIV』は『ストIII』よりも“前”の物語なのだ。これではいぶきの胸は、成長するどころか、大幅にしぼんだことになる。

これは明らかにおかしい。このいぶきの胸問題は、一部の設定マニアの間で大きな話題となった。騒動はカプコンの耳にも届き、電撃オンラインのスパIV記事では小野プロデューサーがこの件について回答することになる。

電撃:いぶきのプロフィールが発表された時に「胸が大きくなってる!」とユーザーの間で話題になりましたが……。
小野P:その件なんですが、『III』にはもともといぶきのスリーサイズのオフィシャルデータがないんですよ。今出回っているデータはアンオフィシャルなもので、カプコンの公式資料の中にはなかったんです。(中略) 『III』のディレクターにも確認したので間違いないです。僕らもあの騒ぎを見て驚いたぐらいです。あの設定がどこから出回ったのかはわかりませんが、当時は監修していないムックなどもあったので、そのあたりかもしれないですね。


つまり小野Pの言い分は「そのデータは正式のものではない」というもの。しかしムックには「カプコンオフィシャル」と明記されており、ストIVスタッフがストIIIの設定データを見逃したのは間違いない。先にも述べたとおり、一般的な出版物にキャラクターのプロフィールはなく、ストIVスタッフが「ストIIIにいぶきの3サイズは設定されていなかった」と思い込んだのもしかたない。これが設定の重複を生んでしまった。

しかしストIIIのディレクターさえ把握できていなかったとなると、本当にムックのインタビューはスタッフによるものなのかと疑いたくなる。当該記事には回答したカプコンスタッフの名前が書かれていないのだ。まさかゲーメストライターがカプコンスタッフと偽り、好き勝手に書いたのではないか。いや、まさかね…。しかし読み込んでみると、あることに気づかされる。ゲーメストムックのスーパーアーツセレクトについての部分を見てみよう。カプコンスタッフによるとされる回答はこうだ。

Q:なぜスーパーアーツがひとつしか選べなくなったんですか?
A:スーパーアーツは『if(もしも)』の世界を表すものとして発想、設定されました。


続いて、このインタビューから20年後。カプコンウェブサイト『シャドルー格闘家研究所』活動報告書の中から「ROUND 4:貞本友思さん 中編」をお読みいただこう。これは『ストIII』プロデューサー貞本友思氏のインタビュー記事だ。

Q:スーパーアーツセレクトは、どういった意図で作られたのでしょうか?
A:ええとね、(中略) IFの世界を表現したい、というのがあったんだよ。


スーパーアーツセレクトのきっかけを説明するにあたり、両者とも「IFの世界」という表現を使っている!こんな偶然があるだろうか。このふたつの回答者は同一人物と見るのが自然だろう。小野Pが「それどこ情報?オフィシャルじゃないんでしょ?」と指摘したゲーメストムックのスタッフ回答は、記名されていないものの『ストIII』の指揮を執った最高責任者・貞本プロデューサーによるものと見て間違いない!!いぶきの胸は本当に82だったのだ。

貞本P
ひかえよ!
貞本Pのお言葉であるぞ!!


やっちまった…。『ストIV』は『ストIII』の設定を把握しきれておらず、いぶきを巨乳にしてしまったのだ。たしかにゲーメストムックの情報はマニアックなファンしか掴んでいなかった。そのうえ、当時のプレーヤーは耳にしたことがあるかもしれないが、ストIII稼動当時から「いぶきは隠れ巨乳なんじゃない?」なんてウワサもあったのだ。冒頭で紹介したいぶきのイラストは、特別胸が強調されたものではないが、ひとつだけあったのだ、とびきりデカいのが…!

たわわ
たわわっ!

そう!いぶきの敗戦画面である。いぶきの他のイラストはいずれも胸が大きくないものの、ゲーム内で一番目にするいぶきのカットがそれはもう大きくたわわに実っていた!当時のプレーヤーが「いぶきは隠れ巨乳では?」とウワサしたのは、この一枚に起因するものと思っている。のちにいぶきを巨乳と設定したストIVスタッフもこのあたりの事情を汲んだのではないだろうか。

たしかにあの敗戦画面の胸を見せつけられれば大きく設定してしまうのもしかたない。しかしストIVチームとして過去の設定を「アンオフィシャル」で済ますのは問題だ。差し出がましいが、このときカプコンには意見書を送らせていただいた。その中に小野Pも把握できていなかったバスト82の出どころも書かせていただいた。残念ながら一度世に出た巨乳いぶきの数値は修正されなかったが、のちに『ウルトラストIV』で追加されたエレナの3サイズは、このムックのデータと同じものとなった。一時はアンオフィシャルとされた貞本Pの設定はストIVスタッフの目に留まり、ふたたび活きたのである。

エレナの3サイズ
左は当時のムック。右はウルIV。
偶然の一致ではあるまい、意見書も無駄ではなかった。


『ウルIV』といえば、世間の騒動がすっかり収まったころ、週刊ファミ通がこの話題を掘り起こしている。ウルIV記事内で「『スパIV』デビューの時のいぶき“豊胸”の疑惑があった!?」というコラムが掲載されたのだ。(※)
綾野APが「いぶきのバスト設定は正しい」とあくまでもミスを認めない発言をしているので紹介したい。
※原文では“豊満”となっているが“豊胸”の誤字と思われる。

ファミ通での釈明

綾野氏の言い分はこうだ。まずストIIIのドット絵を(胸部、胴部の比率)そのまま3Dポリゴンに起こす。そしてそのポリゴンモデルの身体サイズを採寸する、というもの。

ドット絵比較
ストIIIのドット絵を忠実に3D化したという。

なるほど。いい意味でカッコよくウソが描けるドット絵と違い、3Dポリゴンはプロポーションにウソがない。キャラクターに設定されている身体サイズに沿ったモデリングが出来るというわけだ。いぶきらはその逆でモデリング後採寸しており、それがバスト95の根拠だという。うむ、なるほど、それなら納得…できるかーーい!!

こちらをご覧いただこう。エレナとさくらの比較画像におのおの身長を書き加えたものである。

身長差
合ってる?ねえ合ってる?

ふたりの身長設定と実際のモデリングの差を見てみても、到底合っているとは思えない。3Dモデルだから設定どおりの身体サイズというのはウソである。いぶきの胸のサイズの算出も怪しいといわざるを得ない。

しかしそんな綾野氏の言葉はもういいのだ。事は前後するが、実は私はいぶきの胸問題の真相をすでに掴んでいる。巨乳化に納得のいかなかった私は、小野Pからダイレクトに真実を聞き出すことに成功していたのだ。2010年4月4日、ベルサール秋葉原で行われたカプコン公式大会『闘志追撃 拳をかけろ! ストリートファイターIV全国大会』でのことである。大会中、いぶきの胸問題を小野義徳プロデューサーに直撃した。※直接会場に行くことがかなわなかったため、有志による代行である。

Q:いぶきの胸がストIVの95センチからストIIIの82センチへと小さくなったのはなぜですか?
小野P:ああそれは運動のしすぎです。


運動のしすぎ

そうだったのだ。過酷な修行と多忙な任務で世界を飛び回る忍者たち。そのエネルギー消費量はハンパないであろう。豊かな肉付きなどありえない。一時は大きく成長したいぶきの胸も、忍者であるがためにしぼんでしまったのだ。これが真相だったのである。

いぶき修行02
毎日つらく厳しい修行の日々…

かすみちゃん
ぷりんっ。

いぶき修行01
いぶきの身体は忍びの里で洗練されていく…。

タキちゃん
ぽろんっ。

いぶき修行03
当然、くのいちが巨乳であるはずがないのだ。

舞ちゃん
たゆんっ。

ねえ、ちょっと!!
外野は引っ込んでてもらえますか!?

 
 

武神流、その系図

 
武神流第39代目継承者ガイ。メトロシティではジェシカ奪還のためマッドギアに立ち向かい、世界の平和を脅かさんとするシャドルーには武神流を背負う者としてベガに挑んだ。そんな正義の男ガイだが、彼には師がふたりいることをご存知だろうか。ひとり目は『ファイナルファイト2』で登場した源柳斎。白いひげに赤い半纏を羽織り、かなり高齢に見える。ガイと同じ武神流忍者マキの父でもある。ふたり目は『ストZERO』で登場したゼクウ(是空)。緑色の忍び装束に大きなもみ上げが特徴的。チンピラ少年だったガイの力を見出した張本人である。

武神流39代目
39代目継承者ガイ。
少年時に忍者にスカウトされた。


『ファイナルファイト』シリーズでの師、『ストリートファイター』シリーズでの師、彼らふたりのうち、どちらが本当のガイの師なのであろうか。「どうせファイナルファイトとストリートファイターで設定違うんでしょ?パラレルでしょ?FFのこと忘れてたんじゃないの?」そう簡単に片付けていいのだろうか。今回は、ガイと彼を取り巻く武神流の人々の人間関係に迫りたい。

ふたりの師匠
左が源柳斎、右がゼクウ。
どっちが本当のガイの師匠なの?


まず源柳斎について。彼は『ファイナルファイト2』において、娘のレナと新生マッドギアにさらわれるのだが、この物語においてハッキリと「ガイの師匠」と明言されている。しかしそれ以外に特別セリフがあるわけでもなく、ガイとの関係は詳しくわからない。

一方のゼクウ。彼は『ストZERO』のバックストーリーにて、ガイとの出会いが語られている。(電波新聞社『ALL ABOUT ストリートファイターZERO』など) それによると、ゼクウは武神流第38代目継承者である。かつては実戦格闘術であった武神流も、時代の流れの中で形骸化してしまった。ゼクウは武神流の真の復活を願い、それが出来る器となる男を探していた。ゼクウはチンピラのケンカに出くわすが、そのひとりが彼の目に留まった。大男相手に一歩も退かない野獣のような少年-それがガイだった。ゼクウはその後ガイを引き取り、武神流の技と魂を受け継がせた。

ゼクウとガイの関係が詳細に語られたことで「ガイの師=ゼクウ」というイメージが強い。源柳斎の存在はなかったかのように思えてしまう。このまま源柳斎は忘れ去られてしまうのか。ガイの師はゼクウで決まりなのか…、と思いきや2001年『カプコンvs.SNK2』で彼のことがふたたび触れられるのである。1993年の『FF2』から8年越しの生存確認である。

カプエス2ED
えー?死んでるーー!?
マキのエンディングより。

生存確認かと思いきや、死亡確認であった!!い、いやカプエス2はお祭り作品だから!ここでの設定なんてあってないようなものだから!ゲーム本編でないとはいえ、よい扱いとは言えなかった。

次に進展があったのは2005年『カプコンファイティングJam』である。オフィシャルガイドブックのガイの説明文に「武神流宗家の次女、源柳斎マキとは共にゼクウに師事した間柄」と書かれている。

Jamガイド宗家
宗家だと!!?

 【宗家(そうけ)】
 一門・一族の中心となる家柄。
 特に、芸道などで正統を伝えてきた家。
 また、その家の当主。家元。そうか。
 goo辞書より

武神流に関して「宗家」という言葉が出てきたのは、これが初である。ゼクウはガイを路上でスカウトし跡継ぎにしているため、武神流の後継者は誰でもよいのかと思いきや、実は家柄があったようだ。マキとマキの父・源流斎が宗家ということは、ゼクウやガイは分家ということになるであろう。だんだんと関係が見えてきた。

さらに2010年、海の向こうから新情報が飛び込んできた。このときすでにストリートファイターの版権はアメリカに移り、コミックスやフィギュア等、グッズ展開はあちらのほうが充実していた時期。そんな中発売されたのが『ストリートファイター WORLD WARRIOR ENCYCLOPEDIA』である。これはタイトルどおり「ストリートファイター 世界戦士名鑑」だ。初代ストリートファイターからストリートファイターIVまでの主要キャラに加え、サブキャラまで網羅している一冊だ。源柳斎の項目を見ていただきたい。

UDON辞典
“The 37th master of Bushin-Ryu, and predecessor to Zeku. Genryusai is father to Maki and Guy's fiancee,Rena.He also aided in the Bushin-Ryu training of Guy.”

なんと設定が不明瞭だった源柳斎に「ゼクウの先代である第37代目継承者」という肩書きが付与された。そして、彼もまたガイに教えを説いたひとりであるという。ふたり存在したガイの師を「先代と先々代」とすることにより、どちらの設定も矛盾なく活きたのである。つまりガイの師はゼクウでもあり、源柳斎でもあったということだ。

結論:源柳斎もゼクウもガイの師


以上のことを踏まえ、彼らの関係を想像を含め、まとめてみたい。

550年以上前から脈々と受け継がれてきた武神流。宗家であり第37代継承者の源柳斎はかなりの高齢となった。しかし直系の跡継ぎ候補である娘はまだ若すぎた。そこで分家のゼクウが第38代目を名乗り、宗家の娘のマキを弟子として預かることとなる。
ゼクウは武神流を受け継ぎながらも、近年の形骸化を憂う。そして流派の真の復活を願い、それを出来る器として一族外からガイをスカウトする。ゼクウはガイに武神流格闘術を教え込み、ガイを第39代継承者としたのだ。(ストZERO)

ゼクウ01
家系の外からガイをスカウト。
武神流復活に血は関係ない。


源柳斎は宗家として、ガイに思うところがあった。ゼクウにマキを預けたのは、いずれマキを第39代目とし、継承者を宗家に戻すつもりであったからだ。しかしゼクウが選んだのは、どこの誰かもわからない、血筋のはずれた者。源柳斎はガイが武神流と名乗ることを快く思っていなかった。そこで源柳斎はゼクウからガイを引き取り、武神流の継承者たりえるかを自らの手で確かめたのだ。ガイが源柳斎に師事したのはこのときである。
しかしそれは杞憂であった。技だけでなく武神の魂をもゼクウに叩き込まれたガイは、宗家・源柳斎も認めるところとなる。ガイはFF2時、源柳斎のもうひとりの娘・レナと婚約している。ふたりの婚約の経緯は不明だが、源柳斎としても認めた男が武神流宗家に入ることは願ったり叶ったりである。ガイが娘婿となれば、武神流の未来は安泰だ。(FF2)

政略結婚
かと言って政略結婚じゃないよ!
レナほったらかしてるけど、ちゃんと好きだよ!


しかし面白くないのはマキである。いずれ第39代目の肩書きは自分のものになると思っていた。しかし師ゼクウが選んだのはガイだった。しかも憎らしい反面、ガイに惹かれる自分もいる。想いを口にしたいが、ガイは実の姉レナと婚約してしまう。もうこの気持ち、なににぶつけていいかわからない。そうしてマキは継承者の座を賭けて、ガイに闘いを挑むのだ。(ストZERO3↑↑)

ガイ追うマキ
複雑な想いの入り混じるマキ。
拳でガイにぶつかっていく。



図にまとめてみよう。
これが様々な設定を踏まえた上で当ブログが作成する、武神流人物相関図である。

武神流家系図


最初は「おいおいFF2とストシリーズ、話が違うじゃん!」と設定ミスを疑いたくもなったが、長い年月を経て少しずつ明らかになる事実を加えていくと、彼らの面白い関係が見えてくる。今回のまとめは多分に想像を含むが、それもまた今後明らかになっていくかもしれない。

カプコンは『ストZERO3』や『ストIV』で、ガイにローズをからめたがっている。ガイとレナとマキだけでもピリピリしてるのに、彼女が武神流相関図に割り込んでくるとなると…

来てみて正解

……波乱の予感!!
 
 

「ござる」でござる

 
武神流忍術を体得し、第39代目継承者となったガイ。硬派で古風である彼は横文字を苦手とし「サイコパワー」を「サイコッパーワー」と発音したり、語尾に「ござる」をつけたり、いかにも忍者らしいしゃべりをする。

にんともかんとも
ニンニン!!

ん!?ちょっと待って!!
ガイが武神流忍者になった経緯をおさらいしてみよう。ストZEROからさかのぼること数年前。武神流の後継者を探していたゼクウは、ストリートファイトで大男にひるむことなく立ち向かっているガイの姿を見かけ、彼をスカウトしたのである。その詳細はストZEROのバックストーリーで語られ、電波通信社『ALL ABOUT ストリートファイターZERO』等で確認できる。ここに出会いの会話部分を引用する。

いきなりやってきた男(ゼクウ)に少年(ガイ)は軽くあしらわれていた。
「クソッ!」「今のは一体!?」
「これぞ武神流!私のもとに来い、お前の生きる道を教えてやる。」
座り込む少年にそっと手を差し伸べた。
「お前の名は?」
「俺の名は……ガイ」


ふたりのやりとりに違和感を覚えないだろうか?そう、ガイのしゃべり方が我々のよく知る忍者口調ではないのである。考えてみればそれもそのはず、ゼクウの教えを請うまでは、ガイはただのチンピラだったのだ。忍者口調であることのほうが不自然だ。ん?そうなると、ガイはいつから忍者口調なのだろう。師であるゼクウも「~ござる」などとは言わない。修行中に移ったわけではないのだ。そうなると、ガイの口調は後付けということになる。なんだあれ、わざとやってたのか…?

ござる
わ、わたしは…いや、拙者は…
そんなんじゃないよ…いや、ないでござる!


みなさんは心理学における“被服効果”というものをご存知だろうか。ユニフォーム効果ともドレス効果とも言われるが、簡単に説明すると「服装がその人の言動に影響を与える心理効果」のことである。警官が制服を身につけると勇敢になる、出社時にスーツにネクタイをすると身が引き締まる、白帯より黒帯を締めたほうがより力が発揮される…などといったもので、人は被服により自己操作され、その役割を果たそうとするのである。

ガイの場合は、忍び装束に身を包んだことで「忍者といえばやっぱりござる口調だよな!」「横文字苦手なほうがそれっぽいよな!」という被服効果が生まれたと考えられるのだ。そりゃそうだ、ガイの忍者歴はそこまで長くないのである。当然といえば当然なのだ。

しかしガイについて調べを進めていくと、それを覆す事実に直面した。『マイティファイナルファイト』や『ファイナルファイトタフ』において、ガイが“忍者の末裔”“にんじゃの ちをひく かくとうか”と紹介されているのだ!これはいったいどういうことなのか。

末裔02
忍者の血を引いているだと!?

末裔01
忍者の末裔だと!?


ガイがゼクウに見出され忍者の道へ入ったのは間違いないが、驚くべきことに、そもそも彼はスカウトされる以前から忍者の家系だったのだ!彼の家柄が今でも忍者家業をやっているのか不明だが、ひょっとしたら親や祖父母はござる口調なのかもしれない。
母「ガイ、起きるでござるよ!」
父「課長!それでは拙者、ドロンするでござる。」
祖父「これからゲイトッボールーじゃ!」

などと日常的に忍者口調に囲まれた環境で育ったならば、ガイも忍者となった時、自然にござる口調が出たのもうなずける。

たしかに、元・モーニング娘の辻希美の娘(※)や梅宮辰夫の娘・梅宮アンナなど、芸能人の二世が芸能界にスカウトされたという事例がある。スカウトマンも自分が声をかけた子の親が有名芸能人だと知り、驚いたに違いない。※デビューには至っていない。
ゼクウは現代における非常に稀な“忍者のスカウト”において、“忍者の家系の少年を引き当てる”という、まさに神がかり的な確率のことをやってのけたのだ。驚異の目利きである。



珍しい
ふうん。忍者って珍しいんだあ。
 
プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



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