ストリートファイターブログ『レッドサイクロン』

対戦の合間にお読み物はいかがですか?

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ジュリ

 
ジュリ全身

名前:ハン・ジュリ
誕生日:1月1日
代表国:韓国
身長:165cm
体重:46kg
血液型:O型
3サイズ:B83/W56/H85
格闘スタイル:テコンドー
好きなもの:辛い食べ物、蜘蛛
嫌いなもの:ノリの悪いヤツ、ルール
特技:一度通った道は忘れない

ストーリー

セスの懐刀として現れた謎の女。S.I.Nに所属し、セスの命を受け敵対する者を次々に葬り去る。しかしそれはS.I.Nやセスのためではなく、破壊を楽しむためという、歪んだ快楽主義によるものだ。獲物を狙う左眼が、今夜も妖しく光る!(ストIV)

風水エンジン光る
光る左眼を見たものは、もう生きては帰れない…!

風水エンジン

ジュリの強さの源となっているのは、左眼に埋め込まれた“風水エンジン”である。これは人体の持つ“気”を兵器開発に応用しているS.I.Nの最新技術である。

目玉
S.I.Nの新技術“風水エンジン”。
はたしてその能力とは…?


通常は義眼の役割を果たし、事故で失った左目の視力を補っている。しかしひとたび戦闘になると、風水エンジンはその真価を発揮する。紫色に発光し、ジュリは常人を遥かに超える身体能力を得ることができるのだ。S.I.Nを裏切ったテロリストとの戦闘では、敵の放ったロケット弾を片足で受け流し、春麗との闘いにおいても、空中からの気功拳を片手で受け止め、目にもとまらぬスピードで蹴りを繰り出し、彼女に致命傷を与えた。

わたあめ
このとき風水エンジンはまだ試作品。
にもかかわらず、すさまじい力を見せる。


波動拳や気功拳などの飛び道具はもとより、その他の体術に至るまで、『ストリートファイター』の格闘家が持つ超人的な技の数々は、人が体内から発する力気…“内気功”によるものだという。しかしジュリが操る気は、“外気功”といわれ、周囲の生物が持つ自然の気を強引に絡め取り自分のものにしているだ。それを可能にしているのが、風水エンジンである。つまり風水エンジンとは人工的に造られた気の収集装置だったのだ。

風水エンジン調整中
めずらしいジュリのアイパッチ姿。
風水エンジンの点検・改良時は、本来の片目になる。


ジュリの過去

S.I.Nで暗躍するジュリ。彼女の過去はどのようなものなのか。Xbox360版のスパIVアニメにおいて、C.ヴァイパーがジュリの過去を調査し春麗に情報を流す、というかたちで彼女の生い立ちが語られた。

ハン・ジュリ、韓国籍。15歳で韓国テコンドー界のトップに立った天才少女。才能と努力により幼いながらも大人をも圧倒する力を身につけた。UDON社のコミックによると、テコンドーの教育にも熱心な母と、検事である父、ふたりの愛を受け育っている。自宅の調度品や運転手つきの自家用車から察するに、裕福な家庭のようである。

検事である父は、裏社会の捜査で高名な検事であった。そして当時担当していたのは、シャドルーの摘発。それゆえシャドルーの標的となってしまう。その日、家族を乗せた車はシャドルーの狙撃を受ける。幸せな家庭は一瞬にして壊された。
 
ジュリの過去03
シャドルーの悪事を追っていた父は標的となってしまった。
 
ジュリの過去04
突然の銃撃…!
このまま家族は車ごと拉致されてしまう。
 
ジュリの過去05
ジュリは左眼に負傷した。
 
ジュリの過去01
数週間経って救出されるも、ジュリは重症を負い、片目を失明。
両親は結局助からず、亡くなった。
 
ジュリの過去02
独りとなったジュリは片目となるもテコンドーに打ち込み、さらなる成長を遂げる。


その後、ジュリは家族と片目を奪ったシャドルーの関連企業S.I.Nとめぐり合う。皮肉にも自分の仇ともいえる組織の下につくことになるのだ。家族を失ったことによって歪んだ心は、そこで大きくなっていくのである。ベガへの復讐を心の奥に隠したまま…!
 
さて、ここまで読んでなにかに気づかないだろうか。シャドルーの悪事を追う父、失われた家族、ベガへの復讐…。そう、春麗の生い立ちにとてもよく似ているのだ。春麗もまた、シャドルーの麻薬ルートを調査していた刑事の父親を亡くしている。彼女はその悲しみをバネに自らも刑事となり、仇であるシャドルーを追うのだ。悲しい過去は同様に、かたや正義の心を貫き通し、かたや道を踏み外し悪の組織に加担する。ジュリはダークサイドへ進んだ春麗を描いたキャラクターなのかもしれない。春麗も一歩間違えば、ジュリのようになっていたのかも…!?
 
似てるふたり
あたまのふたつ結び、トゲトゲ腕輪など容姿にも共通点が!?
ふたりは進む道を違えた光と影の関係であるかのようだ。


気持ちよかったろ?

ジュリの特徴として忘れてはならないものが、数々の挑発的なセリフである。公式ブログによると、ジュリのコンセプトは“悪くてちょっとエロい”であり、セリフにもそれは表れている。そう、ジュリのセリフは、悪くてちょっとエロいのだ。

「ボク、ジュリのセリフでちょっとエロいこと想像してしまうんですけど、異常でしょうか?」

そんな思春期の少年諸君、安心してほしい。アレは開発が狙ったものだった!

ちょいエロ
公式ブログ 第5回:ジュリについて(外見と性格編)2009年11月04日より

ではご覧いただこう、ジュリの意味深セリフ集。

18歳未満はブラウザの戻るボタンでバックすべし!!

ジュリセリフ01
途中で元気がなくなるのはホントに情けないぞ! ラウンド勝利・タイムオーバー勝利時

ジュリセリフ02
やっぱりアリとナシでは感触が違うものですか? バルログ戦勝利時

ジュリセリフ03
一生懸命なつもりなのにあくびをされたときの…!! 本田戦勝利時

ジュリセリフ04
そ、そう!大きさじゃないんだ、大切なのは持久力なんだ!! ヒューゴー戦勝利時

ジュリセリフ05
ヒーッ!ひとりで!??ジュリの前でひとりで!! ヤン戦勝利時

相当な持久力とテクニックがない限り、彼女を満足させるのは難しそうだ!!

キミはジュリとヤりあう自信があるかッ!?
 
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本田、隈取の秘密

 
角界一の風雲児エドモンド・本田。
彼は弟子の面倒見のよいことで知られている力士である。『ストII'』で語られたエピソードには、こんなものもある。
 
-毎朝早朝から猛稽古の大声で、近所の住民達を迷惑させていた本田。本田が突然世界巡業(ストリートファイト)に出かけるというので、住民は「やっと安眠できる」と一安心。しかし彼は日本で稽古に励む弟子達のことを忘れておらず、毎朝スピーカーを通して国際電話で叱咤するのであった。やはり住民達は早朝から本田の大声で起こされたのである-。
 
近所の方々には申し訳ないが、弟子想いの本田がうかがえるエピソードだ。
 
弟子たち
日々厳しい修行に耐える本田の弟子達。
左から龍山、安花田、丸乃湖、西の富士。
龍山という名は鳩山とする設定もあり。



女の子に甘い本田!?

さて、そんな本田であるが、『ストZERO3』では、よくネタにされる話がある。それは「本田は女の子に甘い」というものである。さあ、どこでこんな話になったのか。
 
本田のエンディングを見てみよう。ベガを倒した本田は、ベガから記憶を奪われた少女たちを見つける。彼女らはベガの手によってシャドルーの戦闘員に仕立て上げられた、ユーリやユーニであった。本田は彼女達に語りかける。
 
面倒みちゃうぞ

「自分の名前もわからんがか?ほうかほうか!あんたら、あん人に利用されとった人たちか!心配せんでええ!記憶が戻るまで、ここでしっかりとケイコでもつけてきんしゃい!」


なんと記憶を奪われ行き場を失った彼女達を引き取る本田。本田は弟子だけでなく困っている人も放っておけない性格なのだ。カプコン公式コラム『カプコン伝説』第十回ウルトラなベガ親衛隊(前編)では、引き取ったあとの生活まで描かれている。それによると、いっしょにちゃんこを食べ、いっしょに同じふとんで眠り、いっしょにお風呂に入り、そして嫁に出すまで面倒を見ている。

なかよくお風呂

本田ってホントいいやつ……。

と、思ったら……………ブランカ戦後。
 
面倒見切れん
「ワシには面倒見れん。いい人に拾われんしゃい」

ええぇぇーー!!?

弟子やユーニやユーリにはあんなに面倒見がいいのに、ブランカは叩きのめした上にポイ捨てだ!

これを見て「女の子だけ面倒みてんじゃねーよ!」と、お思いのあなた。実は本田が彼女達に救いの手を差し伸べたのは、ちゃんと理由があるのだ。その理由は……ズバリ、彼の隈取り(くまどり)に隠されている!!
 
隈取り
本田といえば、この真っ赤なペイント。
ここにどんな秘密があるというのか…?



明かされる隈取の秘密

みなさんは彼がなぜ顔に隈取りをほどこしているかご存知だろうか?一般的には、自身の存在をアピールするため、歌舞伎から取り入れたといわれている。しかし、実はこの隈取りには重大な意味が隠されている!ストリートファイターファン必携の書『ストII波動拳の謎』(新声社)を開いていただこう。そこには本田が隈取りをするようになった驚くべきいきさつが書かれていた!
 
-角界では不穏な出来事が頻発していた。それは力士達が稽古中、なにかに憑かれたように突然暴れだすというものだった。原因は謎の麻薬の使用…。その麻薬の力はすさまじく、常用すると神経組織が破壊され廃人となってしまうほど。事態を重く見た角界首脳陣は麻薬の出所を探るため、ひとりの男を派遣した。…その男が本田である。密売ルートを探り出し、麻薬組織を突き止めるのには大きな危険が伴う。彼はその密命を麻薬組織に悟られないため、エドモンド・本田という混血系の偽名を名乗った。そして世界を回る理由を「スモウの素晴らしさを世界に知らしめるため」とした。さらに本田は任務中正体がばれるのを恐れ、顔にペイントを施し素顔を隠したのだ-。

…これが彼の隈取りの秘密である。
 
シャドルーの麻薬は角界からも多くの犠牲を出した。つまり本田は仲間のカタキを討つため、そして麻薬の犠牲者を救うため、世界を巡っていたのだ。旅の末シャドルーにたどり着きベガを討ったことは偶然のように描かれているが、実はそうではなく、目的にかなったものだったのだ。ユーニとユーリは力士仲間と同じくシャドルーの薬物による被害者であり、本田が彼女達に救いの手を差しのべたことは、いわば当然のことだったといえよう。

 
 いやらしい顔
彼女らを引き取ったのには理由があった。
やらしい顔だと思っててごめんよ!


「麻薬組織との戦い」という真の目的は『ストII』でも『ストZERO3』でも彼の口から一切語られない。
 

ぴち


そのため、誤解されることも多いのだが……
  

ぷに


本田は自分の好みで女の子だけ連れ帰ったわけではないのだ!!
 

……

………………

………………………たぶんね♪
 
 

モデルと共存する男

 

どこかで見たあいつら

突然だがクイズをひとつ。
下に挙げるキャラクターの共通点はなんだろうか?

M.バイソン
バイソン

ゴロバチョフ
ゴロビー

アンドレ
アンドレ

フェイロン
フェイロン

轟鉄
ゴウテツ

パルック・ホーゲン
ホーゲン

賢明な読者諸君ならおわかりだろう。そう、彼らの共通点は実在の人物がモデルになっている、ということだ。もはや説明不要だが、一応彼らのモデルとなった人物たちを紹介する。

マイク・タイソン
タイソン

ゴルバチョフ
ゴルバチョフ

アンドレ・ザ・ジャイアント
アンドレ・ザ・ジャイアント

ブルース・リー
ブルース・リー

天本英世
天本英世

ハルク・ホーガン
ハルク・ホーガン


彼らのようにキャラメイキングの際“実在の人物をオマージュとする”という手法には、いつくかの利点がある。まずはキャラクターのイメージを伝えやすいこと。バイソンのようにぱっと見にタイソンが連想されれば、詳しい説明がなくともパワフルなボクサーだと伝えられるだろう。ゴルバチョフにそっくりのゴロバチョフもソ連の指導者という立場が一目瞭然だ。そして人気を得やすいということも利点である。モデルが人気のある人物、また有名な人物であればあるほど、それをもとに作られたキャラは注目を浴びることができるのだ。スパII登場時、迷わずフェイロンを選んだブルース・リーファンも多いのではなかろうか。

ふご
俺、アンドレ・ザ・ジャイアント好きだから、コイツ使うわ!

それなら「実在の人物をそのまま出せばいいじゃん?」と思われるかもしれないが、有名人を実名でそのままゲーム出すのは肖像権の問題があり難しい。名前も「ハルク・ホーガン」を「パルック・ホーゲン」などともじってあるのもそのためだ。バイソンはタイソンと名前も似すぎていたため、海外ではバルログとベガと名前を入れ替えることになった。ゴロバチョフもストII初期の雑誌ではゴルビー(ゴルバチョフの愛称)と紹介されているが、のちにゴロバチョフになった。アンドレも名前がそのままだったため、ストIII3rdで再登場する際ヒューゴーという名前に変更されている。
ちょっと顔を変えて、ちょっと名前を変えて。『ストリートファイター』というゲームの世界で、実在する人物の代わりに活躍するのが彼らなのだ!

ボビーぼ
『新・豪血寺一族』にはボビーが。
実在の人物が登場するのは珍しい。
これはタレントとの正式な契約による。



モデルと共存する男

「実在する人物の代わり」-これが彼らの共通点だと説明したが、実はその中でひとりだけ少し立場の違うキャラクターがいる。フェイロンである。それは彼がストリートファイターの世界で唯一“モデルであるブルース・リーと共存している”という点だ。

えっ!?いるの?ストリートファイターの世界にブルース・リー本人いるの?とお思いだろう。これらを見ていただきたい。

1.春麗の部屋のポスター
ストII当時描かれた春麗のイラスト(月刊ゲーメストのストII増刊等に掲載)を見ていただきたい。春麗がダンベルでトレーニングしている様子が描かれているが、注目すべきはその部屋の壁。なんとブルース・リーのポスターが張ってあるのである。春麗もあこがれのカンフースターだ。

ブルース・リーは居る02
女の子の部屋っぽくない?
ブルース・リーのポスター。


2.さくらのスクラップ記事
続いてはさくらのスクラップ記事。彼女は『ストZERO2』で世界を旅する際、気になった新聞や雑誌の切り抜き、現地の写真、闘った相手の感想などを部屋のコルクボードにスクラップしている。その中にロサンゼルス格闘トーナメントで初優勝を飾ったケン・マスターズの記事があり、彼が次に挑むシアトルでの格闘大会に寄せた言葉が載っている。
「シアトルでの勝利は故ブルース・リー氏に捧げるよ。」
ケンお得意のリップサービスだが、これによりブルース・リーの存在と、彼が史実と同じく故人であることがわかる。(ブルース・リーの眠るレイクビュー墓地はシアトルにある。)
 
ブルース・リーは居る01
このほか、リュウがサガットを破った記事も。

3.ホンフゥの愛用ヌンチャク
最後はおまけであるが、『カプエス2』において春麗と登場する刑事ホンフゥ。愛用の武器はヌンチャクだが、彼にとっては拳銃よりも使い勝手がよいらしい。このヌンチャク、彼のプロフィールによると「ブルース・リーに憧れて愛用している」となっている。SNKワールドにおいてもブルース・リーは実在し、そしてカリスマ的な存在なのだ!

ブルース・リーは居る03
もとは『餓狼伝説』のキャラクター。
彼はジャッキー・チェンがモデルであろう。


と、このようにブルース・リーは、劇中でも実在する人物として描かれていることがわかるだろう。そうなると、フェイロンがブルース・リーに似すぎていることは少々問題ではないだろうか。実在する人物に似ていても本人の代わりであれば、劇中においてそのキャラがオリジナルである。しかしブルース・リーのいる世界で彼そっくりの存在であることは、本人のマネをしてると取られてもしかたがない。
以下、言い訳できないほどのブルース・リーそっくり芸を見てみよう。

そっくり芸02
カンフー着。
「考えるな、感じろ!」

そっくり芸03
ヌンチャクのキメポーズ。
勝利時にも使われる。

そっくり芸05
黒ずくめの仮面姿。
映画『グリーンホーネット』より。

そっくり芸01
黒パンツにグローブ姿。
映画『ドラゴンへの道』より。

そっくり芸04
白スーツに大きなサングラス。
オフで愛用しているものだ。


フェイロン以前にブルース・リーの活躍があったという事実。つまりストリートファイターの世界では、あのアクションや格好はフェイロンのオリジナルではなく、偉大なる先人ブルース・リーを真似たものだったということになる。

芸風は有名人のモノマネ…。そう!実はフェイロンの芸能界でのポジションは、アクションスターというよりモノマネタレントに近い!例えるならモノマネ番組でお馴染のアントキの猪木や長州小力ようなものだ!

いつかモノマネ番組でいっしょにお茶の間を沸かす日が来るかもしれない。
芸名はブルース・ソーで。

芸人仲間
フェイロンもこっち来いよ!
 
 

真実はいつもひとつ!ラシードの友人

 

ラシードの友人探し

友思う片翼-それがラシードのキャッチコピーである。もちろんこれはラシードのストVにおけるストーリーが「消息を絶った友人の救出」であることによる。しかしこの友人、公式サイトやキャラクターストーリーでは一切姿を見せないのである。ラシードが行方を捜している友人とはいったいどんな人物なのか。それはストーリーモードのラシードのセリフから知ることができる。では友人の特徴を箇条書きにしてみよう。

・ネット中毒者で連絡は基本的にメール。
・研究に没頭すると3日間くらい連絡が途絶えることがある。
 (キャラクターストーリー:ラシード「旅立ちの決意」より)

・ガキの頃からマヌケな友達。
・昔から人生の迷子で、ド派手に道を間違える。
・趣味で作ったゲームが大ヒットして、あちこちから(就職の)話が来ていた。
・さんざん迷った挙句に入った会社がシャドルー系列(S.I.N.)だった。
・騙されていたとはいえ、黒い月を作ってしまった。
・トラブル時「もうキミしかいない。ラシード様ぁ!」と泣きついてくる。
・助けてあげても「ありがとう」の言葉もない。
 (ゼネラルストーリー第4部「友への想い」より)

人探し
消息を絶った友人を探すラシード。
ネット仲間も情報提供してくれている。


幼いころからコンピューターに強い人物のようである。趣味で作成したゲームが大ヒットし、企業からは引く手あまただったようだ。しかし入社先がS.I.N.というシャドルー系列の会社であり「ド派手に道を間違える」というのはこういう人生の選択ミスのことを言っているのだろう。そして金銭トラブルなのか人間関係のトラブルなのか、またそれ以外なのかは不明だが、よくやっかい事を起こすらしい。毎度「ラシード様ぁ!」と泣きつき、ラシードが仲裁に入っているようだ。それなのに一度もお礼を言わないというのだからとんでもない友人である。

さて以上のことから、みなさんはどんな人物像を思い浮かべただろうか。例えは人それぞれだと思うが、私が頭に浮かんだのは『逆転裁判』の矢張政志(やはりまさし)である。主人公成歩堂龍一の幼馴染であり「事件のカゲに、ヤッパリ矢張」と言われるトラブルメーカー。毎回成歩堂に泣きつき助けてもらうのに、依頼料は払っていない。ラシードの友人にイメージが似ていないだろうか。

ラシードの友人02
お調子者ですぐ泣きついてくる幼馴染。
ラシードの友人もこんな感じ?


しかし、しかしである。ストV発売から数ヶ月、ゼネラルストーリーが配信され、ついにこの友人が登場したのだが、その姿がまったく予想と違っていたのである。てっきりラシードと同様20代なかばあたりだと思っていたら…

なんと…友人は少年のようなのだ。

ラシードの友人04
小柄で所作も子供っぽい。

ラシードの友人03
周辺の道具や扉と比べてもかなり小さい。
中性的(女の子?)という見方も。


はっきりと顔が映るわけではないが、F.A.N.Gから逃げるときの走り方や、身長を見てみると、どうも大人ではないのだ。さらにシャドルー基地を壊滅させた後、ラシードのもとに音声メッセージが届く(あらかじめ録音されていたもので、黒い月を停止させることで、自動送信されるようにプログラムされていた)のだが、その声がまるで少年のそれなのである。

5頭身
ラシードの友人は5頭身ちょい。
通常ストVの成人は7頭身で描かれる。


なんとも意外な事実だが、ラシードの友人はまだ幼い少年だったのである。しかしこの事実、そのまま受け入れてよいものだろうか。ラシードの語る友人像と違いすぎていないだろうか。
まず「ガキの頃から知っている」らしいが、こういう表現はすでに成人した相手へ使う言葉である。発明などで未成年で起業するケースもないわけでなく、役者や芸人も子役として小さいころから仕事をすることはあるが、それでも「趣味で作成したゲームがヒットしS.I.N.に就職」という話は、20代前半を想像させる。「人生の岐路でたびたび誤った選択をする」というのも、人生経験の浅い少年には似つかわしくない言葉だ。また、彼に黒い月の製造を強いていたF.A.N.Gも、彼を「ガキ」などと子供扱いせず「あの研究員」と呼んでいる。
とにかくラシードの友人からは違和感を感じずにはいられない


もうひとつの違和感

この年齢と見た目の違和感、別のところ、しかもすぐ近くにもなかっただろうか。
それはラシードがシャドルー基地に潜入してすぐのこと。こっそりと友人を探すつもりが、早々にシャドルー兵に連行される少女(リーフェン)を見かけてしまう。面倒事は避けたいラシードだが少女を放っておけず、シャドルー兵に手を出してしまうのだ。無事シャドルー兵を倒し少女に手を差し伸べるも、返ってきた言葉は意外すぎるものだった。てっきり「きゃー!怖かったよー。お兄ちゃーん!」と駆け寄ってくると思いきや…。

「助けたつもり?」

「え?捕まってたんじゃないの?」と聞くと…

「そう見えたの?」

ラシードの友人01
返ってきたのは意外な言葉。
少女にしては冷静すぎて怖い。


はっきり言ってかわいくない
見かけに反してまったく子供らしくないのだ。彼女はいったい何者なのか。実はこの子も天才ハッカーなのである。シャドルーが黒い月製造のためにさらってきたスゴ腕プログラマーだ。

ギャップ萌え
「たいていの国のセキュリティは突破できるわ。」
ストIIIの時点でこれが予測できた人がいただろうか。


いやいやいやいや。さらっと言ったがあの子がハッカーだなんて意外にもほどがある。いくらギャップ萌えがウケるといっても限度があるだろう。意外を通り越して違和感しかない

はっ…!黒い月製作のトップ2がそろって違和感の塊…?ひとりならまだしも、ふたりそろってあまりにも子供らしくない子供。こんな偶然があるだろうか。彼らにはなにか秘密があるのではないか?


少年少女の秘密

シャドルーに関連する少年といえば、ストIVでS.I.N.に捕らえられていたエドが思い出される。S.I.N.で人体実験に利用されていた彼だが、特殊な力を持っていたため、バイソンが利用しようと連れ出してきたのだ。しかしこのエドという少年、ストIVではほんとうに幼い子供なのだが、ストVでは劇中1~2年しか経過していないにも関わらず、青年になっているのだ。F.A.N.Gが言うには“成長が早い”らしい。この急成長の正体は、アベルについてストVディレクター中山氏が「S.I.N.(シャドルー)の成長コントロール技術による」とコメントしていることから推察できよう。エドもS.I.N.のテクノロジーで成長スピードを人為的に早められているのだろう。

エド01
ストIV時のエド。
まだほんの子供だ。

エド02
ストVでのエド。
急成長を遂げた。




このコメントはディカープリについて語ったものだが、S.I.N.やシャドルーに成長スピードコントロール技術が備わっていることを示している。この技術、人為的に生み出した戦士を、いち早く闘えるまでの肉体に成長させるのが目的だ。だがこのテクノロジー、成長を促進させることしかできないのだろうか。ひょっとしてその“逆”も可能なのではないか。つまり、成長を後退させるのだ。

今回の黒い月の設計のように頭脳労働が役割である場合、強靭な肉体は必要ない。それどころか協力する意思がなく反抗の恐れがある場合、かえって逆効果だ。そのためシャドルーは黒い月の設計に携わるトップ2であるラシードの友人とリーフェンを抵抗できないよう、幼児化させたのではないだろうか。頭脳は大人、身体は子供、これがシャドルーの望む従順な研究員である。

ラシードの友人05
ラシードは友人の写真を少女に見せるが顔は伏せられている。
この写真が幼児化前の姿だとすると、見せられないのにも合点がいく。


見た目はこども、頭脳は大人
黒い月を作らされたリーフェン。
ひょっとして彼女も…!?


ラシードの「ガキの頃から知ってる」という今は大人であるような発言、S.I.N.で研究員として働いていた経歴、シャドルーの最新兵器の開発担当をする高い技術力、他の成人キャラとの明らかな頭身差、子供扱いしないF.A.N.Gの呼び名、兵士から助け出されても平然としている態度、唯一黒い月の降下プログラムを発動させられるコンピューター処理能力…挙げればきりがないくらいの違和感が、この推理ですべて解決するのだ。

APTX4869

ラシードの友人とリーフェンは幼児化させられた元S.I.N.研究員

これが当ブログが推察する少年少女の秘密である。



若返り
春麗
「はぁ…。あたしも今年で○○歳かあ。若返りの薬なんて発明されないわよねえ?」
リーフェン
「そ、そうね…あはは…」
 
プロフィール

りょう

Author:りょう
ストリートファイターの投げキャラ好きでパッド派。
ザンギエフやサンダー・ホークで十字キーをぐるぐる回します。



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